現在フランス時間の午後1時、皆さん年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。
去年の今頃はこのブログ開設のための準備でヒイコラ言ってたのがもう1年経ってしまいました。げにおそろしきは時の速さよ。
今やYoutube全盛期の最中にあってブログなんて大して見られるもんじゃないだろうと思っていたんですが、思ってた以上に多くのアクセスを頂きました。検索で飛んできた方も、日々マメにチェックしてくださる方も、本当にありがとうございます。
というわけで年末の特別企画として、2019年の当ブログの総決算をしてみましょう。まずは一体いくつの記事が書かれたのか。
うち、
日記:100
コンサート:40
アニメ:20
イベント:10
旅行:10
です。個人的には「思ってたより多いな」という感じです。というのは、ここ3ヶ月くらいは明らかに更新頻度が落ちていたのでもっと少ないかと思ってました。毎日更新を目指しますなんてどの口が言っとんじゃってね、いや誠に申し訳ない。そして開き直ってしまうなら来年は絶対にもっと減ります。年間で100いけばいい方だと思いますね。
理由は単純に忙しくなってしまったというのもあるのですが、それ以上に「たわいのないことでも定期的に記事を上げよう」という意欲がなくなってしまったというのが大きいです。「内容よりもまずは定期的な投稿をする」というのはそれこそYoutuberのやることであって、ブログでそれをやる必要はないなと思い至りました。まあこれはメディアの性質上当然なんですけどね。動画は投稿後1週間以内が一番閲覧数が伸びますが、ブログは投稿して1ヶ月以上経ってから伸びていくというケースもザラですから。(いわゆるアフィブログは別でしょうけど)
なので、今後はさらに更新頻度が落ちる可能性が高いですが、なるべく後から見返しても面白がれるようなものを書いていこうと思っています。
そして広告収入ですが、まずは普段広告をクリックしてくださる方々、本当にありがとうございます。広告を導入した頃から比べると現在のページビュー数は1日あたり4〜5倍にはなっているのですが、実は広告収入はそれほど変わっていない、というかむしろ微減しています。クリック単価が下がったのか、他の原因があるのかはよくわかりませんが。
とりあえず現状でもサーバー維持費はなんとか賄えているので、これからも変わらぬご支援を頂ければ幸いです。広告位置も基本的にはこれで固定していくつもりです。自動広告というのもあるのですが、自動にすると記事文章の中に広告を挟んできやがって、それは僕にとって最悪ですからそれだけは絶対にしません。とはいえ最近は新聞のネット記事すら文中に広告入れてきますからね、そういう時代なんでしょうかね。
それではお待たせしました、ヒゲメガネボウズの年間アクセスランキングを見ていきましょう。第10位から発表します。ポイントは実際の閲覧数を定数で割ったものです。
10位 47pt
7月投稿の春アニメ総評です。この頃にようやくアニメ評の記事のフォーマットが固まってきた感じですね。進撃の巨人は本当に素晴らしい、というより凄まじかったですね。来年無事に完結編が作られるのでしょうか、待ちきれません。
9位 51pt
4月投稿の梅本竜の記事です。今まで書いた記事の中でも書かずにいられなかったのはこれだけじゃないでしょうかね。なので文量の割にはかなり速く書き上げたような気がします。ここまで閲覧数が伸びたのは意外ですが、これで梅本竜の知名度にわずかでも貢献できたならこれ以上の喜びはありません。
8位 52pt
5月投稿の冬アニメ総評です。本格的な総評を書くのはこれが初めてだったので、どういうフォーマットにしようか悩んだのをよく覚えています。全然関係ないんですが、今でも『かぐや様』のOPを見るとこの寒い部屋の中で震えるようにアニメを見ていたあの頃を思い出してしまうんですよ。そういう環境と記憶が妙に結びついてしまうことってありますよね。来年の冬アニメもそうなってしまうんだろうか。
7位 55pt
7月投稿のジャパンエキスポ3日目の記事です。このブログの記事にしては珍しく、ジャパンエキスポ関連は投稿してすぐに数字が伸びていきましたね。気になって検索している人が多かったんでしょうか。いやしかし、あのエヴァの映像が流れた瞬間やプロメア上映会の会場の雰囲気は今でも鮮明に覚えていますよ。ああいう「アニメに対する熱狂」みたいなものは海外ならではって感じですね。
6位 77pt
7月投稿の夏アニメ第1話評です。第1話評では唯一のランクイン。なぜこれだけが伸びたのかは全然わかりませんが。僕が8月に帰省して9月に旅行まで行ってしまうので、夏アニメは追いつくまでに時間がかかってしまいました。大した本数を見てるわけではないはずなんですが、それでも追いかけるのは結構大変ですねえ。
5位 137pt
2月投稿のちんちん記事です。6位から急激にポイントが上がりました。ほんと君達はちんちんが好きだなあ。まあでも我ながら悪くない企画だったと思います。とはいえ、最近の荒ぶる季節の英語レビューでも書きましたが、本当は誰か専門家に任せたい、というか既にやってる人いると思うんですよね。僕の英語力は所詮ちんちんレベルなので、是非ともご立派様にもっと深い解説をしてもらいたいです。
4位 163pt
4月投稿のポーカー記事です。これはびっくりしました。記事投稿してから全然閲覧数が伸びなくて、「なーんだ思ったより反響なくてがっかりだなー」と思っていたら、確か8月下旬くらいでしたかね、いきなり記事が伸び始めたんですよ。しかもアクセス元の大半がアメリカ。いやさすがポーカー大国だなと思うんですが、実態はどうなんでしょうね。アメリカに住んでる日本人がこれを見てるのか、ポーカー好きのアメリカ人が翻訳しながら見てるのか、そこまではわかりません。最近はまたアクセスが落ち着いたので、ひょっとしたらどこかに晒されていたという可能性も高いです。
おそらく今もグーグルで「パリ ポーカー」で検索するとこの記事がトップになってしまっているので、これはちょっとその責任を取らなくてはいけませんねえ。僕ァ別にポーカーなんてそこまで好きじゃないですけど、みんなが見たいっていうなら、今後も行かなきゃしょーがねえよなあ。
たわごとはさておきいよいよベスト3の発表です!
3位 174pt
7月投稿のジャパンエキスポ2日目の記事です。3日目と3倍以上の閲覧数の差があるのはなんででしょうかね。まあ正直記事の中身としては3日目の方が面白いと思うんですけどね。今のところ来年も行くつもりです。さすがに4日間全部行ったら紹介することもなくなりそうなので、今回みたいに2日間行くのがベストですかねえ。
2位 241pt
4月投稿のケムリクサ記事です。この記事が伸びた原因は明らかです。あの巨大匿名掲示板に晒して頂いたおかげであります。どれどれと思って僕も覗きに行きました。そこは作品のファンが集まるスレッドなので、そりゃまあこの記事に大してボロカス書かれてるわけですよ。ところがきちんとした反論や、明確な根拠に基づいた誤りの指摘は何一つなかったんですね。僕は別にこういう場所にいる人たちを過小評価はしていません。中には鋭い視点を持った人もいるだろうと、割と信じています。ただ、今回の場合は残念ながらそうではなかったんですが。
そして晒されてから一ヶ月の間くらい、ありがたいことにこのブログのお問い合わせフォームから頭のおかしいメールが何通か届きました。これは必ずしも皮肉ではなくて、記事に対する反応を直接くれるのは本当に嬉しいんですよ。そりゃあもちろん激昂した文句の垂れ流しよりは冷静な意見をくれる方がありがたいですが、罵倒まみれのメールもそれはそれで歓迎します。ちょっと批判されたくらいでヘコむようならこんなブログやってませんから、本当になんでも大歓迎です。今後もたくさんのメッセージをお待ちしています。
とにかくこの一件で思うところがいくつかあるので、それも記事にできたらいいなと思ってます。「集合知の限界と論評の財産」みたいなタイトルで。
1位 746pt
7月投稿のフェアリーゴーン記事です。第10位からは15倍以上、第2位からさえ3倍以上の閲覧数の差をつけて圧倒の優勝です。なんでこんなに伸びたのか僕自身全然わかりません。記事文中に「誰も興味がないのをわかってて書きます」って書いてるくらいですからね。「君達そんなフェアリーゴーンに興味あるの? うそこけー」って今でも思ってます。
ちなみにこれもあの巨大掲示板だけじゃなく、いろんなところで晒されています。まあそれくらい、そもそもこの作品を真面目に語ろうとする人が少ないんでしょうけどね。で、先ほど同様覗きに行くのですが、ケムリクサと違ってこちらは反論がほとんどなくて、「なるほどな」とか「このモヤモヤがわかりやすく言語化されてる」みたいな肯定的な意見ばかりです。そんな反応されると寂しいじゃんかよ、反論してくれよ。
検索からくる人もたくさんいます。「フェアリーゴーン 評価」とかならいいんですが、「フェアリーゴーン つまらない」とかでこの記事がトップに来てしまっているのは、これは本当に申し訳ない気持ちになります。別に僕は作品や製作陣をこき下ろしたいわけじゃないですから、あくまで分析の礎になって今後の議論に役立てたいと思っただけなんですが、続く人がいないのは残念なことです。
で、この記事がここまで伸びたんだったら、その責任もこめて最終話まで含めた続編記事を書かなきゃいけないかなーと思っているんですが、ちょっと迷ってます。というのは、この作品後編は順当につまらなくて、僕の意見もそれほど世間と変わらないので、記事にする必要があまりないなと正直思ってます。もちろん秋アニメの総評ではこの作品を取り上げるので、まあそこで少し語るくらいでちょうどいいでしょう。
以上、2019年のアクセスランキングでした。まとめると、3、7位がジャパンエキスポ、4位がポーカー、それ以外がアニメです。つまりこのブログにおいて伸びるのはアニメということです。
これが冒頭で書いた「あまり記事を量産する意欲がない」ことに繋がっています。もちろん閲覧数だけを考えてブログを運営していくつもりはありません。たとえ見る人が一人もいなくてもコンサートの批評記事は今後も書き続けていきます。なぜならそれは自分のためだからです。そしてそれはアニメ記事でも変わらないんです。あくまで自分の喜びや楽しみのためにアニメ記事を書いていて、それで結果として多くの人が見てくれるならそれは結構なことだ、というスタンスで今後もやっていくつもりです。
ただ、楽しみで書くと言っても自分の考えを文章でまとめるのは時間がかかりますし、さらに作品分析となるとこれは本当に大変です。なので記事を量産するよりは、多少なりとも読み応えのある、読む時間を費やすに値するような記事を残していきたいと思っています。
さてここまで書いて15時を過ぎてしまいました。日本はそろそろカウントダウンですね。皆様良いお年を。来年も音楽ブログのヒゲメガネボウズをよろしくお願いします。