3月26日(状況悪化)

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お隣のイタリアとスペインの惨状については多く報道されていると思われますが、フランスも日に日に事態が悪化しています。2日前に国内感染死者が1000人を超えて騒ぎになりましたが、現時点で1700人弱まで増えていますし、その中には16歳の女の子もいたようです。当初は学校閉鎖だって今月末までの予定でしたからね。今になってみれば来月ですら自由外出ができるようになってるとは想像しにくい状況です。

 

 

これが外出許可書で、上の方に住所や名前を書いて、下の選択肢から外出理由を選んでサインする形式だったのですが、これももはや使えなくなりました。昨日からデータ配布された新しい許可書は正確な外出時間まで記入しなくてはいけなくなったので、非常に面倒です。

ちなみにこれをプリンターで印刷してくれたのは僕の真上の部屋に住んでいるショータくんなんですが、彼は先日帰国してしまったため、印刷手段が完全になくなってしまいました。どうすんねん。まあ手書きでなんとかするしかないでしょう。

 

 

 

ここ最近は最高気温が12度前後、最低気温が0度前後。なので割と寒いのですが天気は良い日が続いているので、こうして時々散歩に出ています。うちのエリアは市の境目にあるので、ちょっと歩くとこうした現代建造物が並ぶエリアに入ります。確かに人は少ないですが、同じような散歩民やランニング民はいますよ。

 

 

トラムは動いていますが停留所には誰もいません。乗客はこのときは10人前後でした。

 

 

公園には入れませんが、遠くから花見をしている人はそこそこいます。

 

 

 

「うちのエリアなんて中心から遠いから大丈夫だろ」と構えていたら案外検問をくらいます。冒頭の許可書を見せれば何も問題はありませんが、これは1週間前くらいの写真なので、今はどうなってるかわかりません。

 

 

これはエストニアのケン坊から送られてきた写真です。僕がタリンに旅行しに行ったときはこの広場が人で埋め尽くされていたので、この光景は信じがたいものがあります。エストニアも人口に対する感染者比率は結構高いのでのっぴきならない状況のようです。

 

そのケン坊とスカイプで話しているときに「そろそろ日本への入国が完全にできなくなるかもね」みたいな話になって、その瞬間にふと1997年のテレビドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』が思い浮かびました。Wikipediaを見てみるとキンキの二人以外にも嵐がいたり矢田亜希子がいたり白竜がいたり、案外キャストが豪華なんですよね。いやはやドラマの黄金期でした。

急に見てみたくなったので第1話を見たんですが、「うわーこんなに堤幸彦演出が全開だったんだな」と初めて気づきました。当時はそんなこと気づくというより考えもしなかったですもんね。人間成長するもんです。まあ改めて見るとツッコミどころは多いんですが、やっぱり企画としては今でも通用しそうだなと思いますね。少し設定を見直してアニメ化したら面白そうなんですけどね。

 

そんな感じで、とりあえず僕自身は元気に過ごしています。まあ人間死ぬときゃ死にますから、鷹揚に構えていきましょう。