3月3日は私ヒゲメガネボウズこと了三の誕生日でございます。ボナニヴェルセール(投げやり)
昨年はこのように偶然マダムCの集まりがあったので偽誕生日会を楽しむことができたのですが、今年は特にそういうこともなく、そして現在僕は作品提出の締め切り目前でそれどころではないという状況なので、ちょっと古い話ですがまだ記事にしてなかったガレットパーティーの様子を、あたかも僕の誕生日会であるかのように紹介しようという試みです。
1月19日、この日は日曜日でカルテット祭りの最終日だったのですが、そのコンサートが終わった後で僕はガレットパーティーの会場へ向かいました。経緯についてはランチ記事で書いた通り、ユリさんにお誘い頂いたということです。
ここはシャトレの近くにあるストレー(Stohrer)というパン屋さんで、ガレットで有名な店でもあります。ここで買って行こうと思ったのですが、遅い時間(19時半頃)ということもあって、小さいサイズのは全部売り切れてしまっていました。残ってるのは40ユーロ以上するそこそこ大きいサイズのものだったので、どうしようかなと悩んでユリさんに連絡してみたら、「余るぐらいあるので買ってこなくても大丈夫ですよ」と言われてしまいました。果たして手ぶらでいいのだろうかと逡巡しつつも会場の御宅へ向かいました。
この日は気温0度近くでかなり寒いんですが、さすがパリジャンそんなときでも店の外で食べ飲みします。この赤い光は照明ではなく暖房です。こうやって店の外に暖房スペースを設けてる店は多いので、冬にパリに来ても外カフェや外ランチを楽しむことはできますよ。まあしかし環境問題で騒がしいあの娘さんからツッコミを喰らいそうな光景ではありますね。
その後会場の御宅へお邪魔すると、20人近くの日本人が集まっていました。僕が知っている人はユリさん含めて3、4人なのでほぼアウェー状態ですが、楽しく過ごさせて頂きました。この日集まったガレットはなんと15台。しかもかなり大きいサイズのもあったので全然食べ切れなかったです。確かにこれなら余計に買わなくてよかったですわ。
この写真だと食い散らかした後なので、綺麗な状態のガレットを紹介しておきましょう。
どうですか、オシャレですよね。上のはボンタン(Bontemps)というお店で買ったものですが、下のはこの日来ていたパティシエさんの手作りです。「これどうやって模様入れるんですか」と訊いたら、包丁の背の部分で描いてるって言うんですよ。いや信じられないですね。てっきり型みたいなのがあるんだと思ってました。
お味の方も大変美味しくて、というか10種類以上のガレットを食べ比べる機会なんてそうそうないですから、有難い経験をさせてもらいました。「もし来年また呼んで頂けたら今度は日本酒を持参します」と約束してしまったので、帰国したときに見繕っておきましょう。
それと、年末年始に帰国していたユリさんから、彼女の地元の岐阜名物の五平餅をお土産に頂きました。レンジでチンしてたれをかけて食べたんですが、美味しかったですねえ。でもこれはたれをかけた状態で炭火で焼いたら絶対美味しいだろうなという感じだったので、是非とも現地に行って本物をいつか食べてみたいところです。下呂温泉と君の名は聖地巡礼の旅に行かないといけませんね。
というわけでガレットパーティーの紹介でした。いやー楽しいお誕生日会でした!(記憶改竄)
本当はブログで誕生日企画をやる予定だったのですが、忙しいのが片付いたら何かやるかもしれません。期待せずにお待ちください。