日本時間の5月27日16時の飛行機で札幌を出発し、現在台北の空港で乗り継ぎ便待ちしているところです。
帰国してからは怒涛の日々で、のんびりする時間はほとんどありませんでしたが、昨日になってようやくちゃんと眠れた気がします。本当は会いたい人や挨拶したい人がいたのですが、全然そんな時間はとれませんでした。それはまた8月に帰国してからですね。
母には札幌駅まで車で送ってもらい、別れ際に「お互い元気出して頑張ろう」と誓い合いました。母の深い悲しみは僕にさえ推し量れるものではありませんが、それでも一番分かち合えるのもまた僕だけでしょうから。しばらくはマメに連絡をしようと思います。
さて以前の日記で書いたバルト三国への旅行ですが、まあ当然行けなくなったわけです。本来の予定は、24日の夜の便でパリからリトアニアへ行って、そのまま26日まで宿泊。27日にラトビアへバスで移動し、宿泊。28日にエストニアへバスで移動し、大学の友人ケンと合流するという流れでした。飛行機代、ホテル代、バス代、全て予約済みでキャンセル不可だったので、全部おじゃんでございます(大正野球娘)。まあ飛行機は100ユーロ以下ですし、ホテルもすべて格安ドミトリーだったので、それほど痛手にならなかったのは不幸中の幸いです。
それでエストニア合流後はもちろん二人分のホテルを予約してあって、それは別にキャンセル可能だったのですが、もともと予定していたケンのスケジュールを僕と一緒に観光するために調整してくれていたので、それをすべて変更させるに忍びなかったのです。
日本に帰る前にケンに事情を話したら「いやそんなのは仕方ないんだから、全然構わないし気にしないでよ」と言ってくれたのですが、もともと今週は学校が休みですし(なので旅行の計画を立てたのです)、エストニアからパリへの飛行機もキャンセル不可で予約済みですし、なにより、未だに現実とは信じられない、信じたくないような状態から、元通りの日常生活へギュギュっとギアチェンジをする為に、旅行でもしてワンクッション挟みたいという気持ちもありました。
なのでやっぱりエストニアへは行こうと思って、このあとパリのシャルルドゴール空港へ着いたあと、そのまま更に乗り継いでエストニアへ直行することにしました。ルイへのお土産で日本酒を買ってあるので(もちろん大量のふりかけとステーキソースも)スーツケースはちょっと重いのですが、まあ持って歩くわけではないので大丈夫でしょう。
というわけで、エストニア小旅行が始まるのですが、ちゃんとした観光記事はパリに戻ってから書くことにします。今これを書いているノートPCはいわゆるサブ機というやつで、これを使って長い文章を書こうという気にはあまりなれないのです。それに旅行中に旅行記書いて時間とられるなんてアホですからね。
なのでここのブログでは、明日から「日記カテゴリー」で一日の振り返りを軽くメモ程度に書き残しておいて、後日「旅行カテゴリー」でちゃんと旅行記をまとめるという形にしようと思います。
まったくの余談ですが、今回の一時帰国ではエバー航空を使いました。札幌パリの往復ではエバー航空が最安値になることが多いので何度か使っているのですが、どこぞの最安値航空会社とは違って決して安かろう悪かろうではないんです。機内食は普通においしいですし、座席も激狭ではありませんし、サービスも行き届いています。海外の航空会社にしては日本語対応の機内映画作品も多いですしね。
僕の知っている関西の作曲の先生もフランス行きはほぼいつもエバーを使っていると言っていたので、札幌発じゃなくてもオススメです。今回は当日の飛行機を取ったにも関わらずパリ札幌の往復で600ユーロ以下でしたからね。10万円以上は覚悟していたのでとても有難かったです。
では、次回はエストニアから。