1月23〜24日

毎度のことながら水曜日は翌日の課題のためにひたすら引きこもるだけ。一度も外に出ずに過ごす日というのが僕にとっては重要なんです。なので前日にしっかり食料を準備しておいて、後顧の憂いなく篭ります。

 

さて木曜日。今日は学校へ行く前に役所へ寄って学費の支払いをしなくちゃいけません。メトロを使うしかないのですが、家の最寄りのメトロ13番線は多分パリ最悪だと思います。どの時間帯も混みやすいのですが、朝はとにかく酷い。ドアが開いても既に満員で乗り込むことが出来ません。かと言って一本待ったところで次の車両も同じような感じなので、延々乗れない訳です。なんで本数を増やさないのか問い詰めたいところですが、乗客も乗客で、日本ほど満員電車に慣れてないので、ドア付近に人が密集しやすいんですよね。奥の通路の方はまだ若干余裕がありそうなのに詰めて行こうとしないので、それも相まって乗りにくくなってる訳です。

幸い僕の場合は一つ前の駅に行くのもほとんど距離が変わりません。そこからだとまだ多少は乗りやすいので、仕方なく朝メトロを使うときはそうしてます。だから普段は必ずバスを使ってるのです。

 

そんな苦労をしながら役所へ到着。請求書とお金を封筒に入れて提出するように指示されたのですが、金額ぴったりの小銭を持ってなかったので係りの人に訊いたんです。
「すみません、小銭ありますか?」
「は? 小銭? 小切手じゃなきゃ支払えないよ

おい! 支払い方法の選択欄に小切手と別に「窓口で直接支払い」って書いてるやんけ! 窓口でも小切手じゃなきゃだめなら分けて書く必要ないだろうよ!

僕はこちらで銀行の口座を作ってません。学校から強制的に用意しろと言われたら作る予定だったのですが、特に必要はなさそうだったのです。フランスでは口座維持費というのがあって、それだけで毎月そこそこのお金をとられるので、無駄に作りたくはないのですが…

当然小切手は銀行口座がないと発行できません。「詰んだな…」と諦めかけたところで、最後の切り札を使いました。マダムCに連絡です。マダムCは僕がパリに来る前から物件探しやビザ手続きの際に大変お世話になった方です。彼女のおかげで今生活ができているという大恩人なのです。なのであまり煩わせるのも心苦しいのですが、背に腹は代えられぬので相談したところ、「じゃ用意しておくから夜取りに来て」と快く引き受けて下さいました。本当に有難い… 思えばいつも色んな人に助けられてばかりです。ちゃんと世のために恩返ししなければいけませんね…

 

学校近くのサントゥスタッシュ教会

どっと疲れましたが、これからが本番です。気合い入れて授業に臨みましょう。

今回は課題をちょっと長めに作ってやる気を示したつもりだったのですが、「さすがに長すぎるよ」とツッコまれて撃沈しました。

「長いのが即悪いというわけではない。長い時間をかけて期待をさせておきながらそれに報いないことが悪いんだ。喜びをもって聴いてもらうためには、うまくご褒美を用意しなくちゃいけない。人間の心理としてね」

普段コンサートで垂れてる文句がそのまま自分に返ってきたかのような指摘ですね。言うは易く行うは難し。胸に刻んで反省しなさい。

 

休憩時間にルイと遭遇。ラーメン屋にでも行かないかと誘ったら反応が良かったので、月曜日の授業終わりに行くことに。良い店探しておかないとなー。誘っておきながら僕はパリで一度もラーメンを食べてません

 

授業が終わってマダムCの家へ行って、無事に小切手を受け取ってきました。明日また役所へ行ってきます。

そんなこんなでやっと帰宅。はーこれからご飯の準備をしないと… ん?

 

 

あれ!? こんなところに食べ尽くしたはずのチョコビスケットが!
いやびっくりですねー、一月遅いクリスマスプレゼントかな?(反省要素どこ行った)