パリの公園紹介シリーズ、今回はジョルジュ=ヴァルボン州立公園です。正確に言うとここはパリ市内ではないのですが、メトロやバスなどで手軽に行ける場所です。
下の方にパンタンと書かれてますが、その左にある緑のエリアがパリ市内最大の公園であるラ・ヴィレット公園です。比べるとどれだけここが広いかおわかり頂けると思います。(以前ラ・ヴィレット公園に行ったときの記事はこちら)
では出発〜。地図の左の方に少し見えるサン=ドニまでメトロで行って、そこから歩いて向かいました。
メトロ降りてすぐパリ第8大学が見えます。
いかにも郊外といった雰囲気ですね。パリ市内では一軒家なんて滅多に見かけないので、新鮮な感じです。サン=ドニ駅から公園は地図上だったら結構近いかなと思ったら40分くらい歩く羽目になりました。
近くに着きました。これは公園内を横切っている線路です。遠くの方に緑の橋が見えますね。後であそこを渡ります。
この写真だと日本だと言われてもわかんないですよね。ここは本当に団地っぽくて、子供達がたくさん外で遊んでいました。
住宅街を抜けると公園の入り口を見つけました。奥の階段を登って行きます。
おお、なんかワイルドな雰囲気ですね。
しばらく歩くと大きな道に出ました。こんな広い道が走ってる公園は確かに市内では見かけませんね。
これが先ほど見た橋の上から撮ったもの。ちょうどよく列車が通過してくれると良かったんですけどね。
そして橋を渡って少し歩くと、
うお! とても広い池を発見。いやしかし、こんな誰もいない広々とした公園がパリのすぐそばにあるなんて思ってもみなかったです。
カモくんの群れ。公園内にたくさんいます。
すごい綺麗に反射してますね。
小高い丘の上に登りました。
丘の上にはちらほら人がいました。ちょっとしたリゾート気分にもなります。暑い時期だったらもっと人で溢れてるでしょうね。
このとき18時半頃。
地図です。Le Rucherと書かれてる左の方から公園へ入って、下から上へ橋を渡って、池のエリアを通って小高い丘(Les Cascades)へ行って、そして現在地(ICI)に来ました。ここから橋を渡って、一番大きな池に沿って歩いて円形の広場へ行って、そこから左の方へ行くルートで紹介していきます。
こちらの橋は変な棒がたくさん立ってます。
ん?
車を運ぶ列車がちょうど通過していきました。面白いですねこれ。
南側、公園内で一番大きな池です。
こちらのエリアには結構人がいます。家族連れで散歩している人たちも多かったです。
わんわん。
なんでこんなところにトレーニング設備があるんですかね……
ああでも広々とした眺めでペダルを漕ぐのもそれはそれでオツかもしれません。
円形のエリアは本当にだだっ広いだけの広場でした。余裕で野球できますね。
この周囲も広い道になってるので、ランニングするにはちょうどいいですね。
森の中を抜けていくと、
南西部の広いエリアに出ました。奥の方に見えるのがバラ園です。
微妙な時間帯だったので光が飛んでしまって写真を撮るのが難しかったです。少し花壇が寂しい感じもしましたが、時期によってはもっとたくさん咲いてるのかもしれません。
20時を過ぎるともう日没くらいの時期になってしまいましたね。ああ夏が終わってしまった……夏至にもっともテンションが上がる僕としてはこれからどんより気分の日々が始まります。
というわけで、ジョルジュ=ヴァルボン州立公園の紹介でした。
帰りはこの南西部の入り口すぐそばにあるバスに乗って帰ったのですが、これはとても便利です。というのは、このバスは幹線道路を通ってパリ北部に着くのですが、そこまで停留所は一つもないので、とても早く着くんです。そこからトラムですぐ僕の家に着くので、このルートだったら本当に楽ちんに行けます。
程よく整備されていながらも、とても広々としていて自然の多く残ってる感じがとても気に入りました。野うさぎやリスくんもちらほら見かけましたが、すばしっこくて撮れませんでした。こんな簡単に行けるなら今後も何度か来ようと思います。