5月28日。
朝の7時半頃にパリに到着。そのまま3時間ほど待ってコペンハーゲン行きの飛行機に乗ってからエストニアの首都タリンへ。札幌から数えると台北、パリ、コペンハーゲンと3回乗り継いで合計20時間以上座りっぱなしだったのでなかなかハードだった。
16時ころにタリンの空港に到着。トラムの切符はネットで事前に買っておくと安いらしい。ので1枚買ってトラムに乗り込む。なんと15分くらいでホテル近辺の駅に着いてしまった。とてもコンパクトな街ですねえ。
あいにくの空模様。ガイドブックには「エストニアは北海道と同じくらい寒いので防寒具の準備を」なんて書いてあるけど北海道は今灼熱地獄なんだよなあ。タリンはこのとき17度くらい。
石畳の細い路地を通り抜け、
ヘスティアホテルバロンズに到着。旧市街のど真ん中にあるので、あちこち移動するのが楽で良い。ケンと合流し、4階の部屋へ。あの古風なエレベーターに初めて乗ったので感動した。
部屋で今後の予定を相談しつつ、軽く休むつもりがすっかり寝こけてしまって20時になってしまった。その後夕食を食べに出かける。
歩いて10分くらいのところにショッピングモールがあって、そこの一角のレストランへ。学食形式とでも言えばいいのか、各コーナーで好きなもの注文してトレイに載せていって、最後に会計するシステム。どれも美味しそうで迷うなあ。
ボルシチに、ポテトサラダと手作りカツ、レモンソースの白身魚フライに、左下が牛肉の赤ワイン煮込み。
「そんなに食えるのか」と言われたが、朝5時頃に出てきた機内食を最後に何も食べてなくて非常に空腹だったので、調子に乗ってあれこれ注文してしまった。でも本当にどれも美味しくて余裕で完食。意外にもバルト三国はグルメ旅行向けなのだ。安くて美味い。貧乏学生の旅行でこれほどありがたい国はなかなかない。
モール内のスーパーで飲み物やアイスを買ってからホテルに戻る。もう眠気が限界に達していたので泥のように眠り初日が終了。明日は晴れるといいなあ。