10月18日(おつまみルーブル)

スポンサーリンク

最近更新頻度が落ちてきてどうもすみません。先月学校が始まってから思った以上に忙しくなってしまって時間がとれませんでした。まあでも一昨日の金曜日の授業を終えて、これから秋休みに入りますので、来週は更新強化週間として遅れを取り戻そうと思っています。来週中に旅行記事の残りを片付けて、アニメ記事に取り掛かりたいところです。

まあ忙しいとは言えまったく時間がなかったわけでもないんです。この前もラグビーの日本スコットランド戦をフルで観て大興奮してましたし、木曜日はプロ野球のドラフト会議を見たりしてました。ちなみに今もニュージーランド対アイルランド戦を観終わってからこれを書いてます。いや本当に強いですねオールブラックス。ボコボコにされてもいいから今の日本と戦うところが見てみたいです。そんな感じで、色々と楽しみがあってブログをサボってたのも事実です。すまんな

 

さて金曜日は17時半に授業が終わるのですが、そのときにユンが、

ユン「これからルーブル美術館に行かない?」
僕『ん? 何かあるの?』
「私この前、年間パスを買ったのね。それで、これがあると同伴者一人も無料で入れるらしいから、その確認をしたいと思って」
『ああ、いいよ。ただこの後コンサートだからあまり長い時間はとれないけど。マルタ・アルゲリッチは知ってる?』
え!? 今日なの!?」
『そうだよ』
「行きたいぃぃいい! けど無理だよねえ」
『そうね。俺だってこのチケット買ったの半年前くらいだから。全席完売してると思う。もしまたコンサートがあるようだったら教えるよ』
「ありがとう。あー知らなかったー」

ユンはピアノ弾きでもあるので、このリサイタルはすごく行きたがってましたね。いや去年もアルゲリッチはパリに来ていたのですが、それを知ったときにはすでにチケット完売だったので、今回は売り出してからすぐに予約したのですが、それでも席がほとんど残っていないぐらいでした。さすがですね。コンサート記事はまた別に書きます。

 

そんなわけで二人でルーブル美術館へ行きました。学校から歩いて20分ほどです。到着してから早速カウンターで尋ねてみると、年間パスの同伴者が無料になるのは水曜日と金曜日の18時から21時まで限定のようです。この2日は美術館が遅くまで開いていて比較的人も少なめなので、その時間限定で解放してるのでしょう。なのでちょうどよかったということで、ユンにくっついてタダで入場させてもらいました。謝謝ユン。

僕はパリにいながらルーブルへはまだ1回しか行ったことがありませんでした。特別展か何かあれば行こうなんて思ってたのですがなかなかそんな機会もなく。まあしかしありがたいことにユンが「これから時々一緒に来よう」と誘ってくれたので、今後隅々まで堪能できるのを楽しみにしています。

 

今回は1時間半くらいしかいなかったので、あくまで日記カテゴリーとしておつまみ感覚で写真を少し紹介します。

 

 

「あれって日本でどう呼んでるの?」
『サモトラケのニケだね』
「さも……何それ」
『多分ギリシャの地名だと思うんだけど。台湾では全然違う呼び方なんだ?』
「うん、そうだね」

 

 

『ほら、フランス語で Victoire de Samothrace って書いてあるでしょ。あれがサモトラケ。でほら、英語の説明欄にGreece Goddess of Nike って書いてある』
「へー。台湾ではこの英語の Winged Victory に近い感じで呼んでる」
『なるほどね。というかこれ「勝利の女神」って呼ばれてるの初めて知ったよ』

 

 

モナリザの展示室。

「これ並ばなくていいの?」
『いやいいよ。前に来たときも近寄って見たりはしなかったから』

この前遊びに来た両親の話を聞く限り、昼間だとこの倍どころではない行列が出来てて、一人当たりの時間も相当限られてるみたいです。僕が初めて来たときはこんな風にロープは張られてなかったので、最近変わったんですねきっと。

 

 

横から撮ったもの。それほど近寄れないようになっています。絵の大きさや雰囲気はこれでよくわかると思います。

 

 

『へえ、展示室の改修のスポンサーって日本テレビだったんだ。知らなかったわ』
「なんかこの字、綺麗じゃなくない?」
『そういうところはツッコまなくていいんだよ』

 

 

民衆を導く自由の女神

 

 

ルーブルの魅力の一つはこういった巨大絵画がたくさん見られるところだと思います。これはジャック=ルイ・ダヴィッドの『ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠

 

 

ミロのヴィーナス。

 

 

今年はルーブル美術館のガラスのピラミッドが出来て30周年だそうで。記念のグッズがたくさん売られています。

 

 

こういう意匠はいかにもフランスというかパリ好みって感じがしますね。

 

 

ピラミッドを下から。ここが美術館の入口エントランスにもなっています。

 

 

外からはこんな感じ。この後でユンと別れて僕はコンサートへ行きました。

今月24日からルーブルでダヴィンチ展が始まるので、それには必ず行こうと思っています。当初は一人で行くつもりでしたがひょっとしたらユンと一緒に行くかもしれません。そちらは展覧会カテゴリーで記事にしようと思っていますのでお楽しみに。

以上、今回のおつまみルーブルでした。