ジュネーヴはバス、トラム、トロリーバスが同じ場所を走っているので、電線がこのように密集している場所もある。メトロがなくても十分移動手段が多い。
まずやってきたのは万年筆で有名なカランダッシュ。
この画像では値札の数字までは見えないが、安いものでも一本4万円以上はする。2枚目の和風モチーフのものは約30万円。
色鉛筆のコーナーもあった。こちらもやや高いとはいえ先ほどの万年筆よりははるかに安い。絵を描く人に贈るなら相当喜ばれるのではないだろうか。
自社製品以外の世界の万年筆も置いてある。NamikiやPIROTなど日本人にも馴染みのあるものも。
さすがに万年筆は買えなかったが、お土産用にケース入りのボールペンを買った。それでも5000円近いから自分用には絶対に買わないけど。まあしかしオシャレな店なので訪れる価値はあると思う。
その後歩いてルソー島へ。中央の木が生えてるところ。
鳥たちが夕涼みをしている。
到着。このルソーの座像があるだけで特に見所があるわけではない。
しかし島の片隅にSHiMAと書かれたお店があった。木曜から日曜までのみ営業している和食カフェのようだ。メニューを見てみたら枝豆が1000円、たこ焼きが1800円だった。これがスイスです。
最後の締めはマノール(Manor)というデパート。多分ジュネーヴ市内で一番大きな店だろう。
寿司が結構並んでいる。めちゃくちゃ高いけど。
ここにもカランダッシュがあった。買ったのと同じボールペンもあったのでわざわざ本店に行く必要はなかったが、まああのオシャレ空間を味わえたから別にいいか。
ゲームコーナー。フランス同様、スイスでもあつ森が大流行したことだろう。
今や人気ブランドになってしまったスーパードライ。最近は怪しい日本語シャツが減ってしまって悲しい。中にはまだ残っているが。
会員証な
あった! 実はこれを探し求めてこのデパートにやってきたのだ。この赤いボトル。これがスイスのボトルメーカーSIGGの製品で、日本でも割と人気がある。Amazonでも普通に買えるのだが、ここに展示されてる登山用のモデルはおそらく日本Amazonにはないタイプだと思われる。せっかくスイスに来たのだから自分用のお土産には是非ともこのボトルが欲しかったのだ。
ホテルに着いてから撮ったものだが、なかなかオシャレでしょう。こういうグッズがあると登山もさらに楽しくなるというものだ。まあ散々登山し終えてから買ってどうすんのよって話ではある。いやきっと使うときが来るから……(小声)
パリにいる友人用にはCaotinaのココアパウダーと、Kamblyのブレッツェルを買った。お土産というのはそれ用の店よりもこういう普通のスーパーなんかにこそ眠っているものだ。フランスのマロンクリームのように。
晩飯をどこかで食べるつもりだったが、せっかく惣菜コーナーも充実しているので、ここで買ってホテルで食べることにした。
酒とチーズも買って、
スイス旅行最後の晩餐。ビーフストロガノフを買ったがなかなか美味しかった。
まあ全然見て回れていないのに語るのもなんだが、ジュネーヴは観光というよりショッピングの街なんじゃないかという気はする。スイスらしい製品は一通り揃っているし、街がコンパクトで移動もしやすい。逆に言えば貧乏旅行にはあまりふさわしくない。まあそれを言い出したらスイス旅行自体が安くはないのだけど。もしまた来るなら先ほど紹介したエスカラード祭りのときがいいな。
9日目(7月24日 金曜日)
最終日はパリに戻るだけなので書くことはないのだが一応記録として残しておく。7時頃起きてカップラーメンを食べてから駅へ。8時半の高速鉄道でパリへ向かう。
ワインで有名なブルゴーニュ地方を通過するときにひまわり畑がたくさんあった。それにしてもすごい規模だ。
12時前にパリ着。この後スリに盗まれかけたのは以前日記に書いた通りである。ああこの街に帰ってきてしまった。スイスは良い国だった。
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以上、8泊9日のスイス旅行記録でした。このあとスイス旅行したい人向けのまとめ記事を書いて終わりにしますが、気が向いたらそれぞれの記事でいくつかの写真を高画質のものに差し替えるかもしれません。
さて次はボルドーか……本当に旅行ブログになってしまった。早くアニメ記事書かなきゃ……