帰還、そして危機一髪

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今日7月24日にスイス旅行から無事帰ってきました。

旅行記事の方はまあ予想通りと言いますか、全然書けませんでしたね。いや連日体力の限界まで歩いてホテルに戻ってくるので、記事を更新する体力も時間もなかったです。でも今回はちゃんと記憶の薄れないうちに最後までちゃんと書きますのでご安心を。

 

さて旅行自体は無事に終わったんですが、今日パリに戻ってきた瞬間にスリに遭いました

 

ケンと二人で僕の家に戻るべくメトロに乗ったとき、まだメトロが動き出してないのにふらふらっと男が僕の方へ軽くぶつかってきたんです。車内も空いてるのに異様な動きだったので、ケンと二人して目を見合わせて「なんかヤバい奴だな」と目で合図してたら、嫌な予感がしてすぐに自分のジーパンの前ポケットを確認。するとiPhoneがなくなっていました

すぐにその男の手を掴んでカバンから手を出させると案の定僕のiPhoneを持っていました。

『何やってんだ』
いや、これ落ちてたので拾いましたよ
『は? 今盗んだだろ』
ああ!?

向こうが逆ギレしてきたのを見て本気でぶん殴ろうかと思ったんですが、パリではこういうときにどういう対応をすべきなのか全然わからないので、それ以上口論はやめて静観していたら次の駅で逃げて行きました。

家に着いてからマダムCにそのことを電話してみたら、

「結局何もとられなかったわけでしょ? だったら警察に突き出したところですぐ釈放されるし意味ないよ。もっと高額の、20万円30万円の被害にあったって警察はまともに動きやしない。口論しても無駄。それに最近は旅行者が減ってるでしょ。だからスリもかなり強引な手段に出ることが多くなってるから、変に絡んで危害を加えられるリスクは負わない方がいいよ」

とのこと。

まあなのであれ以上絡まなくて正解だったんでしょうけど、個人的にこういうのは死ぬほど許せないんですよね。自分が被害にあったからとか、正義感とか、そういうのではなくて、本来スリというのは捕まったら相応の制裁が下るべきで、そのリスクなしでチャレンジしてくる汚さが許せないんです。だから自分にメリットがなくとも警察に突き出してやりたい気持ちがものすごくあるのですが、それをやっても無意味だという。

これがパリです。いやー帰ってきたなーって実感が一気に湧いてきました。

まあとにかくスーツケースを持ちながら街中を歩く、特にメトロに乗るときは常に警戒していないといけません。僕もしばらくパリを離れていたので感覚が鈍っていました、反省ですねこれは。後一歩でこのブログが緊急閉鎖されるところでした。

 

とにかく今は、スイスは良い国だった、と声を大にして叫びたい。

 

 

特に写真ネタがないので旅行前にケンと二人でエッフェル塔にのぼったときの写真。