日本人ならふと急に食べたくなるものと言えば? そう、インドカレーですよね。なのでパリにあるインドカレー屋をこれから巡って行きたいと思います。今日は第1弾。
まずは家の近所から、と言っても歩いて20分くらいはありますが。ここはJardin du Kashmir(ジャルダン・ドュ・カシミール)です。
席数20強の割と小さなお店。フロアはおじさん一人で回していました。前菜・メイン・デザートのランチメニューで一番安いのが14ユーロ。それにしました。
前菜のオニオンリングとナン、3種類のソースつき。日本でもインドカレーは一般化してきましたが、それでも日本ではなかなかお目にかかれないような味わいのソースでした。ナンの質はちょっといまいち。
メインはラムのキーマカレー。これは美味しかったですねえ。程よいスパイスの中にも旨味が口の中に広がる感じで、全然食べ飽きないです。自分が再現できるような感じではなくて、ちょっと悔しいですね。
パリのインドカレー屋ではほとんどの店がデザートでこのハルヴァを用意しています。WIkipediaにインドではニンジンのハルヴァが人気と書かれていますが、多分これもそうだと思います。まあ普通に温かい甘めのケーキという感じで、美味しかったですよ。コーヒーもつけてくれました。
ここは月曜日の学校へ行く途中で寄れる場所なので、また来ることがあるかもしれません。結構気に入りました。
さて夕方になってから、ビュット・ショーモン公園へ散歩に行きました。場所は北東部のラ・ヴィレット公園から歩いて30分くらいの距離です。いつもコンサートへ行く時のトラムの駅で降りて、そこから歩いて行きました。
郊外に近いエリアは中心部と街並みの様子が結構違います。別の国に来たような感じですね。うちの近所もやっぱり少し違う感じなので、今度また紹介しましょう。
左に見えるのが北側入口です。
案内図がありました。現在地(ICIと書かれてるところ。iciは英語のhere。ここ)から6、7番の橋を通って1番の東屋へ行き、2番の方へ抜けてから右上をぐるっと回って9番までから今度は左上へぐーっと進んで5番を通って戻る、というルートで紹介していきます。
金曜日の夕方はピクニックにうってつけですね。
怪しげな小道がたくさんあります。楽しそう。
日本の縁日にありそうですね。右のお姉さんは射的をやってます。子供達は景品釣りしてますね。
これがこの公園の目玉である大きな池です。実はこれもブラタモリのパリ編で紹介された公園で、昔はここは石膏の採掘場だったものがどんどん掘られてついに中央部だけが残ったものなのです。なのでこの岩場は表面こそセメントで固められてますが、その下は石膏ということです。石膏はブロンズ像などの鋳型に使われ、それがパリ中にそして世界中に彫刻作品をもたらしたのです。タモリさんは「偶然に芸術が栄えたというわけではない、それなりの理由があることですね」と言っていました。
遠くに橋が見えますね。あそこから東屋へ行けるのでしょう。
行くぜ行くぜー
遠くにピクニックしてる人がたくさん見えますが、これでもごく一部です。
着きました。
これは北の方角。郊外の高い建物が見えます。
西日の遠方にぼんやり見えるのがサクレクール。3キロくらい離れてるんですかね。これで19時半くらいです。
100年前の写真と比較。
バーが公園内に二つあって、これは案内図のオレンジ2番のところです。ほぼ満席でした。さすが週末ですね。
反対側から見た東屋。左の方にちらっと見える橋がいい感じです。
もう一つのバー。値段は案外良心的でした。なのでこれだけ賑わってるのでしょう。
いい感じの隠れスポット。カップル向け、いやここはフランス流にアベック向けと言うべきか。(avec、英語のwith)
こういう使われなくなった線路はロマンがありますよね。ここに入れるのかどうかはわからなかったです。
以上〜、2回続けてブラタモリを辿る散歩でした。
当ブログでは外食をしたときなどで「孤独なグルメ」タグをつけているのですが、実際に一人で飯食ってるのは2月以来じゃねーかとお叱りを受けそうなので、今回は本当の孤独なグルメでした。
孤独を愛するボウズを今後ともよろしくお願いします。(暑中お見舞いのご挨拶)