【イタリア旅行】5日目 ヴェネツィア(ゴンドラクルーズ)

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定番とは言えやはり乗ってみたいゴンドラ。ネットでは「予約しないと乗るのに時間がかかったり乗れなかったりする」と書かれていたので、この日のランチの前に実はこの乗り場に一度来ていたんです。もしダメだったら明日の分をネットで予約しようと思ったんですね。

それで予約一覧みたいな書類を持ってる人がいたので、「今日の17時から乗れますか?」と訊いてみたら予約とれたので、まあ当日でも問題なさそうです。休日やピークシーズンだったらわからないですけどね。

料金は基本的に一律で、1グループ30分で80ユーロ。「ああ結構高いのね」と最初は思いましたけど、十分妥当な値段だと改めて思いました。ゴンドラは最大で5、6人まで乗れるので、なんとなれば適当なグループと相席を交渉してもっと安上がりに出来ます。

これがネット予約だと100ユーロ以上になります。なので日程がキツキツでどうしても決まった時間に乗りたいという場合以外は当日ぶっつけか当日予約で問題ないと思われます。ルートによっては結構暇そうにしてるゴンドリエーレもいますし。

 

 

今回はたまたま前に団体客がいたので並んでいますが、ほとんど待たずに乗れました。今回選んだのは公式サイト Gondola Bacino Orseolo というルート、サン・マルコ広場近くの路地から始まって、大きな川に出てリアルト橋を眺めたあとでまた路地に戻るルートです。大きい運河や海沿いは水上バスでも通れるので、やはりゴンドラならではの小さな運河を行くのが楽しそうだと思ったんです。

 

 

今回の我々の船です。冒頭の写真の二人掛けのところに両親が座って、ひとつ席を空けて僕が座りました。乗るときは客の体格差を考慮してゴンドリエーレが指示する位置に座ります。バランス悪いと簡単に転覆しちゃいますもんね。

 

 

では出発~

 

 

 

おおう、浮かんでる感覚が水上バスとは違いますね。歩く道よりも低い位置から眺めるのも楽しいです。

 

 

こういう、運河から入るようなホテルやレストランっていいですよね。

 

 

 

やはり夕方の時間が人気なのか、結構渋滞しています。他のゴンドラとすれ違うときや角を曲がるときは本当にぶつかる寸前という感じなのですが、そこを見事に漕いでいきます。「ブラボー」というと、「ありがとう、プロですから」と返事が。ヒュー!

 

 

 

橋の下をくぐるときはゴンドリエーレさんはかがんで漕ぐわけですが、僕たちの担当の彼はスマホ片手に余裕でやってます。

 

 

さっきは撮る側でしたが今度は撮られる側に。負けじと撮り返します

 

 

リアルト橋の見える所へ来ました。ゴンドリエーレ同士で楽しく喋りながら進んでいきます。

 

 

 

 

再び小路へ。

 

 

 

 

混んでますねえ。曲がり角などで先の状況が見えない場合は、先をゆくゴンドリエーレが後ろのゴンドラに「少し待ってて」みたいに指示を伝えていきます。

 

 

途中で個人の船かなにかが丁度僕の横にぶつかりながら進んで行きました。担当の彼が「おい! 停まれ!」的なことを言ってたんですがそのまま去ってしまいました。その後本部に通報したりしてましたが、大事に至らなくて良かったです。さすがプロ。

 

 

 

スタート地点に戻って来ました。チップ込みで90ユーロを手渡しました。

いやー見ている以上に乗るのはやはり楽しいです。予想してた通り、大きい川を進むよりも小路をうねうね行く方が楽しかったです。ゴンドラじゃないと行けないような場所も沢山ありますしね。英語のガイドは普通別料金なのですが、今回の担当のお兄さんは結構英語で色々話してくれたので、それも有難かったですね。あー、地面に降り立つと、すぐにあの浮かんでる感覚が恋しくなります。

 

 

 

 

18時近くなり、日も暮れてきました。まずは一旦宿に戻りましょう。

 

 

本日2回目のリアルト橋下通過。

 

 

 

 

19:30
宿に戻って一休みした後、夜ご飯を食べに再び中心部へ。水上バスの48時間券を使い倒します。

 

 

夜景もまた良い感じです。

 

 

またリアルト橋を通過。

 

 

賑やかですねえ。ここで降りて北部へ歩いて行きます。

 

 

路地によってはすごく明るいです。

 

 

 

お目当ての店、Ca d’oro alla Vedova。ここはヴェネツィアの中でもかなり老舗らしいのですが、有名店だけあってやはり予約なしでは入れず。くそー、やっぱり無理か。ちなみにもう一軒の目当てもだめだったのですが、そちらはランチの予約ができたので、明日行きましょう。今夜は仕方ないので適当な店に入ります。

 

 

近くの少し大きな通りに面した店、Hosteria al Vecio Bragosso へ。母がイカ墨パスタ、僕はクモガニを注文。クモガニは冬が旬なのですが、まあせっかくなので味見をしてみようと挑戦。んー、まあ美味しいんですが、これなら毛ガニの方が美味いよなあ、という感じ。これ20ユーロ以上する高級品ですから、その値段を考えるとなんとも言えないですね。やっぱり冬に食べるのが正解なんでしょうね。

イカ墨パスタはこの前のお店のとずいぶん見た目が違いますよね。同じヴェネツィアのイカ墨でもこれだけの違いがあるんです。これもこの前のお店の方が美味しかったです。まあ適当なお店に入って当たりを引くのは難しいですね。だから適当に選んだミラノのピザ屋さんが激ウマだったのは本当に幸運でした。

 

 

近くにジェラート屋さんがあったので食後のデザート。メロンのジェラートが美味しかったです。

 

 

もう少しで満月です。

 

 

23:00
宿に到着。写真は夜のサンタ・ルチア駅、さすがにこの時間は人も少ないです。

ヴェネツィアの街並みを堪能した一日でした。ゴンドラクルーズは本当に楽しかったですよ。一人旅だったらなかなかハードルが高いので、こればっかりは家族旅行の有難みに感謝しなければいけません。まあ裏では色々と大変なんですけどね。