1月10日(ガレット・デ・ロワ)

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今年の日本は全体的に雪不足だそうですね。札幌でも雪が少ないというのは友達から知らされていたのですが、先ほどのニュースで平年比17%というのを見て少し驚きました。そこまで少なかったとは。まあ実家にいた頃は雪かきするのが大変だったのでむしろ有難いんじゃないかとも思うのですが、問題は雪祭りですねえ。かき集めてなんとか出来るんでしょうか。

パリは年末年始は少し寒かったですが、最近はまた最高気温が10度近いので割と暖かいです。去年は雪が降った様子を紹介したりしましたが、今年はどうなるやら。

 

1月22日
9時ごろに起きてから課題をずっとやってて「やばいやばい終わらない!」と焦っていたところに先生から電話が。 「こんな雪じゃ車の運転はしてられん。今日の授業は休みな!」 こういう、その場の急務から一瞬解放されてしまったときのこの虚脱感、これは一...

 

この日はドクの授業でしたが、その前に僕のビザの件で少し相談があって、マダムCの家へお邪魔しました。前日のコンサート記事で大規模デモの様子は紹介しましたが、それに比べればマシとは言えこの日も動いているバスは少なかったです。本来メトロを使えばマダムの家まで1本で楽に行けるのですが、その方面へ行くバスはほとんど運休で結構歩く羽目になりました。

 

 

しばらく歩いてなんとかこのサン=ジェルマン・デ・プレ教会まで行くバスを発見したので、ここからは歩いて10分ほどで行けます。

 

 

マルシェを発見。家の近所にあれば便利なんですけどね。

 

 

ただでさえバスの本数が少ないので、ひとたび見つかるとわんさと人が集まって乗ってきます。車内の様子がどうなってるのかは最後に紹介します。

 

その後のマダムとの相談は無事に終わり、またバスで学校へ向かいます。こちらも当然満員状態。でも無事に遅刻せずに到着しました。

授業の途中でラファエルが、

「了三、もうガレット食べた?」
『いや、まだだよ』
「だったらこの後買いに行かない? 皆で食べよう」

と言い出したので、ガレット・デ・ロワを食べることに。どういうものか説明するのが面倒なので興味ある人はWikipediaでも見てください。そんな話をしていたらドクからお小遣いをもらってしまいました。なんとありがたい。というわけで近くのパン屋へ行ってガレットを買いました。ラファエルが店員さんと交渉して値段の割に大きめのものにしてくれました。んーさすが。

 

 

その後教室へ戻って、さあ食べようと思ったのですが、切り分けるためのナイフがない。どうしようかと思ってたらドクがハサミを持ってきました。それでやれと仰るのか。

 

 

ラファエルが頑張って切ってます。ちなみにこのサイズで18ユーロでした。

 

 

無事に切り分け終えて、みんなで食べます。このどれかに小さい人形が入ってて、それを当てた人が王冠をかぶることが出来るという遊びですね。このブログでは未登場のエグランティーヌが見事当てて王女様になりました。

 

 

これがその人形。なんでバットマン風なんですかね。去年はそもそもこの時期にガレットを食べるということを知らなかったので今回が初めてでしたが、皆で食べると楽しいですね。この後机の上が生地カスで大変なことになりましたが、頑張って掃除しました。ユンは今台湾に帰省中なのでこの日はお休み。ガレットの写真を送ると「いいなあーー」と言ってました。台湾は昨日選挙があって、まあ色々大変な時期ですよね。

 

そんなこんなで、夜20時まで授業があってその後帰宅。以前にもバスが満員で乗れなかったと書いたことがありましたが、今はもう慣れたもので、つまりバスの始発場所まで行けばいいんです。学校から歩いて15分ほどなので、乗れなかったりすし詰めの中ずっと立ってるよりは多少歩いても始発から悠々座れるほうが断然マシです。

 

 

車内はこんな感じ。ちなみにこれは始発のバス停から2、3個行った段階で撮ったもので、もう既に満員状態なわけです。そりゃ途中からじゃ乗れんわ。パリ中のバスが今こんな感じです。いやー勘弁してもらいたいですね。いつまで続くんだか。