『有田と週刊プロレスと』を見よう!

スポンサーリンク

 

お金が入ってこないのに宣伝するコーナーです。

確か2017年の夏頃にAmazon Primeの入会金1000円引きキャンペーンをやっていて、僕はそのときに入会して以来ずっとPrime会員を続けています。パリにいる今配達面での恩恵はまったく受けられないのですが、もっぱらプライムビデオでアニメや他の番組を見るためだけに利用しています。

 

去年の暮れ頃でしたかね、オススメ番組の一覧にこの『有田と週刊プロレスと』を見つけたんです。僕はなんせくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンのリスナーでしたから、もちろん有田はすごく好きな芸人です。今だったら「くりぃむリスナーでこれを見ない奴がいるか!」と思うくらいですが、そのときは「プロレスかー、別にあまり興味ないしなあ」くらいの印象で、特に見ようとは思ってなかったのです。おそらくそういう人も多かろうと思ってこの記事を書いてるわけです

で、ある日ちょろっとレビューを見てみると、まあとにかく絶賛の嵐なんですね。「この番組を見るためだけに入会した」という人が何人もいるのです。それでなんとなしに見てみたら、最初は「ああ、結構面白いな」ぐらいの印象だったんですが、シーズン1の途中からは完全にドハマりしていました。2人目のゲストですぐに福田が来たのが実はかなり運が良かったんでしょうね。

 

とにかく面白いとしか言いようがない。冒頭の画像の通り、ゲストを呼んで黒板を使いながらテーマについてひたすら話す、という実に低予算な作りなんですが、それで十分というか、むしろこれこそ究極形だと思わされるくらい、面白い。実際のプロレスの映像をまったく使わないにも関わらずです。どの回だか忘れましたが、有田が「あるテレビ番組ディレクターが「ああ、このやり方があったのか!」って悔しがってましたよ」って言うのも本当に納得です。これだけでいいんですよ。

ほとんどプロレスの世界を知らなかった僕が確かに興味を持ち、実際のプロレスが見たくなる気持ちになりました。おかげでロスインゴベルナブレスデハポンが口からスラスラ出てくるようになりました。本当に有田のトークは上手い。別にプロレスに興味がなくとも、「知らない世界に興味をもってもらうための話術の研究」として最良の教科書の一つだと思います。これもいつかちゃんと分析して改めて記事にするかもしれません。

 

そしてトークというのは聞き手の存在が実に大きいのだということもよくわかります。先述したチュートリアル福田がこの番組の最多出演ゲストなんですが、カリスマ聞き手と呼ばれるくらい本当に聞き上手です。ある程度の知識があって、それを基にトークの隙間にちょうどいい合いの手を挟んだり、必要なところで必要な分だけリアクションがあることで、とても理解がしやすくなるし聞き心地がよくなるのです。僕は日頃から「聞き上手でありたい」と思っているので、これはとても勉強になります。

なので福田ゲストの回は本当にハズレが一本もないくらい面白いのですが、他にも武井壮ビビる大木ゲストの回も面白いです。冒頭の画像はシーズン2の第19回「髙田延彦vsヒクソン・グレイシー」なんですが、これは全シリーズ通してベスト3には絶対入るくらい好きな回で、是非見てもらいたい、というよりシーズン1の第1回よりも前に最初にこれを見た方が面白いかもしれないとさえ思うくらいです。

というのは、この回のテーマを話すときの導入の仕方が本当に見事なんですよ。大木が途中で、「ちょっといいですか。ちょっと今ね、有田さんが普通にパッとこの週プロを持ってここから話し始めてみんな普通に聞いてるけど、これ素晴らしい入り口だからね」と言うんですが、ほんっとーにその通り。いや、瞬間的にこのトークの流れを組み立てることが出来るっていうのは本当にすごいことです。この回はテーマ自体がすごく良いのは確かですが、トークの流れといい、有田の見識といい、大木の聞き役といい、まあ最高でしたね。そしてこの回の内容がシーズン1の第1回に繋がるように出来ているので、そういう意味でも、最初にこれを見てもいいんじゃないかと言ったわけです。

 

『有田と週刊プロレスと』は2016年から配信が始まってシーズン3まで続いていたのですが、その後は特に新しい知らせもなく、このまま終わってしまうのかなと思われていました。そしたら、本日7月17日からファイナルシーズンが配信開始されたのです。うおおマジかよ! しかも初回のゲストはチュートリアル福田です。見るしかない。見るしかない。見ました。既にめちゃくちゃ面白かったです

 

そんなわけでちょうど良いタイミングだったので、宣伝をしてみました。まあどれだけ言っても人によって面白さは違いますから、このためだけに入会しろとまでは言えません。プライム会員費も値上がりしてしまいましたからね(年間3900円→4900円)。ですが、既に会員になってるならば是非一度は見るべきだと、強く勧めます。あるいは時間があるときに30日間のお試し期間中に見尽くしてしまうのも一案です。

『有田と週刊プロレスと』シーズン1はこちら

Amazon Prime会員登録はこちらからどうぞ